HAL THE CAT 4

HAL THE CAT 4

Hal was just a cat, but not just a cat.

CIMG1920.JPG 

| HOME | archive | entertainment review 2005 |

CIMG0148.JPG2005 entertainment review

※このレビューは非常に私的なものであり、ほとんどその時の体調や気分に左右された評価を独善的にくだしています。ですから、点数も僕だけの記録用なので、そのつもりでご覧になって下さい。


・2005年トータル=映画89本・舞台51本・コンサート24本・書籍16冊・テレビドラマ5本・美術展1本


・全体ベスト13
【1位】「レイ」
     藤原伊織「シリウスの道」
    「Last Show」
     Piper「私が愛したダニ小僧」
    「平井真美子」
    「レッド・バイオリン Red Violin」
     中川一徳「メディアの支配者」
【8位】「コールド・マウンテン」
     ダン・ブラウン「デセプション・ポイント」
     いのうえ歌舞伎「吉原御免状」
     金城一紀「SPEED」
    「淋しいのはおまえだけじゃない」
    「ビッグ・フィッシュ Big Fish」

・映画ベスト14
【1位】「レイ」
    「レッド・バイオリン Red Violin」
【3位】「コールド・マウンテン」
    「ビッグ・フィッシュ Big Fish」
【5位】「めぐり逢えたら」
【6位】「サイドウェイ」
    「宇宙戦争」
    「スターウォーズ・エピソード3/シスの復讐」
    「いつか読書する日」
    「シャレード」
    「黄昏 ON GOLDEN POND」
    「ザッツ・エンタテインメントPart3」
    「ラン・ローラ・ラン LOLA RENNT」
    「イン・ハー・シューズ」

・演劇ベスト4
【1位】「Last Show」
     Piper「私が愛したダニ小僧」
【3位】いのうえ歌舞伎「吉原御免状」
【4位】「蛇よ」
     自転車キンクリートSTORE「ブラウニング・バージョン」

・コンサートベスト8
【1位】「平井真美子」
【2位】「Dee Dee Bridgewater」
    「渡辺香津美」
    「矢野顕子group」
    「TRA(TORA)」
    「TAKE 6」
    「Leon Russell」
     大竹しのぶ「恋心」

・書籍ベスト7
【1位】藤原伊織「シリウスの道」
    中川一徳「メディアの支配者」
【3位】金城一紀「SPEED」
【4位】白川道「崩れる日 なにおもう」
    蓮見圭一「心の壁、愛の歌」
    村上春樹「東京奇譚集」
    村上龍「空港にて」


<1月>

NODA MAP「走れメルス」(play)
2005.01.15(土)
於:シアターコクーン
作・演出:野田秀樹 美術:加藤ちか 衣裳:ひびのこづえ プロデューサー:北村明子 出演:深津絵里・中村勘九郎・小西真奈美・河原雅彦・古田新太・小松和重・浅野和之・松村 武・腹筋善之介・六角慎司・櫻井章喜・峯村リエ・濱田マリ・池谷のぶえ・野田秀樹
20/100
※深津絵里はやはりすごい!それと美術(特に衣裳=日比野こずえさん)はよかった。ストーリーというか全体的に何が何だかわからず(体調のせい多分にあり)。せっかくの池谷のぶえさんも活かされていない感じだった。今年はこれが見始めという驚き。半月近く何も見ていなかったことになる。

「なにわバタフライ」(play)
2005.01.20(木)
於:PARCO劇場
作・演出:三谷幸喜 出演:戸田恵子
82/100
※3年ぶりの新作。三谷君の作品はどうも辛口になるが、中盤まではすこし退屈した。何故かなと見ながら考えていたのだが(考えられるくらい退屈していたということか)、多分ミヤコ蝶々さんの一生というのは本当にドラマチックなのだと思う。それを本などで読むのと、それを舞台で表現するのは全然違う。情報量が違う。それでいうと、この舞台の主人公の人生はそれほどドラマチックに思えなかった。しかし、終盤はさすがに見違えるようによかった。今まで1時間半ほどかかってはってあった伏線が一挙に花咲く。それまで技巧的すぎると思えていたライトの使い方なども、終盤でやっと報われる感じ。そこで初めて、「戸田恵子はすごい」と思った。おしむらくは(僕には)女性としての魅力が感じられないことか。深津絵里や大竹しのぶや宮沢りえ(この人は舞台では見たことが無いが)はその点、「女」を感じるのかもしれない。見終わった感じは、よかったのだが、「三谷幸喜は序盤が弱い」という、変に分析をしてしまう僕がそこにいた。

AGAPEstore「BIGGER BIZ」(play)
2005.01.22(土)
於:紀伊國屋ホール
作:後藤ひろひと 演出:G2 出演:松尾貴史・三上市朗・八十田勇一・松永玲子・坂田聡・後藤ひろひと・粟根まこと(声の出演)
78/100
※再演と知らずに見に行き、途中で、「あれ、これ見たことある」と思った。まあ、再演でも楽しめたけどね。好きな松永玲子さんが色っぽいキャラクターになるのがほんの一瞬で、後は変人の役なので(前も思ったが)それが不満。松尾さんはちょっと手を抜いている感じだった。三上市朗という人はちょっといいなと思った。以前からフランク・シナトラを使っているが、これは後藤さんの趣味なんだね、きっと。劇場が暗くなってシナトラが大音響でかかるとすごく気持ちがいい。今回もそれは思った。

BAHO(concert)
2005.01.22(土)
於:アートスフィア
75/100
※なんと開演時間を1時間間違えて、50分ほど遅れて席に着いた。ベンチャーズメドレーが終わって、GSメドレーが始まるところ。その中で欧陽菲菲の「雨の御堂筋」が始まると、突然女性ボーカルが飛び入り出演。最初は本物かと思ったが、「大西ゆかり」さんだった。全体にはいつもの感じ。やはりスパイラルの地下「CAY」で見た時のような感動はもうない。小さいスペースでやっているのが一番いいんだと思う。アートスフィアはちょっと大きすぎた。隣の席に美保純ちゃんが座っていて、10数年ぶりの再会。ちょっとうれしい。

「ボーン・アイデンティティー」(movie-WOWOW)
2005.01.24(日)
出演:マット・デイモン
40/100
※続編がまもなく公開で、予告編が面白そうだったので見たのだが、かなりつらい。競演の女優も魅力がなく、マット・デイモンもあまりかっこよく見えなかった。

「ワンモアタイム〜ゴールデンカップス」(movie)
2005.01.29(土)
78/100
※一部がゴールデン・カップスのドキュメンタリー、二部がライブだが、一部は相当おもしろかった。特にデイブ平尾が。二部はやや飽きたかな。

「火火」(movie)
2005.01.30(日)
80/100

ジェイムズ・クラムリー「酔いどれの誇り」(book)
2005.01.30(日)
75/100


<2月>

「パッチギ!」(movie)
2005.02.05(土)
80/100
※前作の「ゲロッパ!」が相当よかっただけに、ちょっと期待しすぎたかも。

「汚名」(movie-video)
2005.02.06(日)
原案・監督:アルフレッド・ヒッチコック 脚本:ベン・ヘクト 撮影:テッド・テツラフ 音楽:ロイ・ウェブ 出演:イングリッド・バーグマン ケーリー・グラント クロード・レインズ
80/100

「追憶」(movie-video)
2005.02.12(土)
78/100

「アフリカの女王」(movie-DVD)
2005.02.15(火)
監督:ジョン・ヒューストン 原作:C・S・フォレスター 脚本:ジェームズ・エイジー ジョン・ヒューストン 撮影:ジャック・カーディフ 音楽:アラン・グレイ 出演:
ハンフリー・ボガート キャサリン・ヘプバーン ロバート・モーリー
80/100

「脱出」(movie-DVD)
2005.02.15(火)
製作・監督:ハワード・ホークス 原作:アーネスト・ヘミングウェイ 脚本:ジュールズ・ファーズマン ウィリアム・フォークナー 撮影:シド・ヒコックス 音楽:マックス・スタイナー 出演:ハンフリー・ボガート ローレン・バコール ウォルター・ブレナン
80/100

「プレイス・イン・ザ・ハート」(movie-WOWOW)
2005.02.17(木)
82/100

「ステップフォード・ワイフ」(movie)
2005.02.19(土)
20/100

阿佐谷スパイダース「悪魔の唄」(play)
2005.02.26(土)
於:本多劇場
80/100

井上堯之「スパイダースありがとう!」(book)
2005.02.28(月)
60/100


<3月>

ペンギンプルペイルパイルズ「機械」(play)
2005.03.05(土)
於:下北沢OFF OFFシアター
50/100

忌野清志郎「ROMANCE GRAY35」(concert)
2005.03.05(土)
於:PARCO劇場
89/100

「レイ」(movie)
2005.03.07(月)
95/100

「ビヨンドtheシー/夢見るように唄えば」(movie)
2005.03.07(月)
87/100

白川道「朽ちた花びら」(book)
2005.03.08(火)
85/100

白川道「崩れる日 なにおもう」(book)
2005.03.12(火)
90/100

NYLON 100℃「すなあそび」(play)
2005.03.12(土)
於:笹塚ファクトリー
作:別役 実 演出:ケラリーノ・サンドロヴィッチ 制作:花澤理恵 出演:植木夏十・眼鏡太郎・佐藤竜之慎・皆戸麻衣・廻 飛雄・柚木幹斗
40/100

パルコ+サードステージpresents「お父さんの恋Family Tale」(play)
2005.03.19(土)
於:PARCO劇場
作:中谷まゆみ 演出:板垣恭一 プロデューサー:佐藤 玄・中島隆裕 出演:堺 雅人・星野真里・七瀬なつみ・菊池麻衣子・池田成志・前田 吟
78/100

てにどう「お悩みはご一緒に」(play)
2005.03.19(土)
於:アイピット目白
55/100

「蛇よ」(play)
2005.03.20(日)
於:スパイラルホール
作・演出:松尾スズキ  プロデューサー:北村明子・長坂まき子 出演:大竹しのぶ・松尾スズキ
90/100

「早春ヤングメン」(play)
2005.03.21(月)
於:三鷹市芸術文化センター
作・演出:村上大樹
50/100

「気ままに早春タイフ〜ン」(play)
2005.03.21(月)
於:三鷹市芸術文化センター
作・演出:村上大樹
45/100

浅田次郎「草原からの使者 沙高楼綺談」(book)
2005.03.22(火)
80/100

尾崎亜美(concert)
2005.03.28(月)
於:アートスフィア
80/100


<4月>

「福耳」(movie-video)
2005.04.01(金)60/100

G2procude「キャンディーズ」(play)
2005.04.02(土)
於:本多劇場
50/100

「オペラ座の怪人」(movie)
2005.04.02(土)
30/100

「ナショナル・トレジャー」(movie)
2005.04.03(日)
89/100

Triple Piano(concert)
2005.04.10(日)
於:サントリーホール
80/100
※前田憲男はすごい!

キャプテン・ストライダム(concert)
2005.04.23(土)
於:渋谷QUATTRO
80/100

「サイドウェイ」(movie)
2005.04.24(日)
90/100
※カリフォルニアのワインの話。よかった!

「Shuffle」(play)
2005.04.27(水)
於:PARCO劇場
作・演出:後藤ひろひと
60/100
※後藤ひろひとは大好きな作家だが、今回はちょっとギミックに走りすぎかな。

「さよなら、さよならハリウッド」(movie)
2005.04.29(金)
50/100
※ウディ・アレンはこのところちょっと不発かな。


<5月>

シティーボーイズ「メンタル三兄弟の恋」(play)
2005.05.01(日)
アートスフィア
50/100
※シティーボーイズもここのところ低調。

「愛の神エロス」(movie)
2005.05.01(日)
70/100

KERA MAP「砂の上の植物群」(play)
2005.05.12(木)
シアターアプル
89/100
※常盤貴子さん舞台初出演。なかなかよかった。

「真夜中の弥次さん喜多さん」(movie)
2005.05.15(日)
60/100

Dee Dee Bridgewater(concert)
2005.05.27(火)
於:Blue Note Tokyo
90/100
※ギターがすごい!以前DDが一緒にやっていたピアノもすごかったが、このギターもうますぎる!

「交渉人 真下正義」(movie)
2005.05.20(金)
10/100
※もうしわけないが、これはひどいなと思った。

身も心も「流れ姉妹〜たつことかつこ〜」(play)
2005.05.21(土)
於:青山円形劇場
70/100

「シェルタリング・スカイ」(movie-WOWOW)
2005.05.22(日)
20/100

「レモニー・スニケットの世にも不幸せな物語」(movie)
2005.05.29(日)
85/100
※続き物の第一回目だとは知らなかった。先に教えておいてくれ!


<6月>

「センター街」(play)
2005.06.04(土)
於:ザ・スズナリ
出演:ノゾエ征爾
50/100

クロスオーバージャパン(concert)
2005.06.04(土)
国立代々木競技場第一体育館
60/100

「仮装敵国」(play)
2005.06.10(金)
サンシャイン劇場
70/100

「オペレッタ狸御殿」(movie)
2005.06.12(日)
10/100
※久しぶりに思った。「なんじゃこりゃ〜!金返せ〜!」

「24」season4(TVdrama)
2005.06.14(火)
90/100
※season1に比べれば、そりゃ落ちるけど、でもおもしろい!

「めぐり逢えたら」(movie-WOWOW)
2005.06.15(水)
91/100

「サハラ」(movie)
2005.06.18(土)
70/100

「Xファイル」#1&#2 (TVdrama)
2005.06.18(土)
70/100
※廉価版のDVDが出たので買ってみた。

コニー・ウィリス「犬は勘定に入れません」(book)
2005.06.19(日)
79/100
※タイムトラベルもの。時間がかかった。

「ライトニング・イン・ア・ボトル」(movie)
2005.06.19(日)
75/100

「鈴木雅之」(concert)
2005.06.25(日)
於:中野サンプラザ
70/100
※これは半分以上「仕事」。ギターの人(古川正義)がうまかった。それとお姉さんの鈴木聖美が出てきて、これがよかった。それまで威勢がよかったのに、お姉さんが出てきた途端におとなしくなる鈴木雅之さんは笑えた。

「フォーン・ブース」(movie-WOWOW)
2005.06.25(日)
80/100


<7月>

KERA MAP「ヤング・マーブル・ジャイアンツ」(play)
2005.07.01(金)
於:吉祥寺シアター
50/100

THE SHMPOO HAT「事件」(play)
2005.07.02(土)
於:ザ・スズナリ
50/100

藤原伊織「シリウスの道」(book)
2005.07.02(土)
95/100
※藤原伊織はやはりすばらしい。ちょっとだけ「テロリストのパラソル」とのリンクあり。

「コールド・マウンテン」(movie-WOWOW)
2005.07.03(日)
92/100
※レニー・ゼルウィガーが相当よかった。やはりただものではない。

「宇宙戦争」(movie)
2005.07.03(日)
90/100
※ほとんど「ジュラシック・パーク」を見ているようだったが、楽しかった。結末は原作通りだからか、ちょっとビックリ。

「バットマン ビギンズ」(movie)
2005.07.05(火)
10/100
※これはきっと体調のせいに違いない。もう一回見た方がいいかも。

「Last Show」(play)
2005.07.08(金)
於:PARCO劇場
作・演出:長塚圭史
95/100
※ここ数年で最高の舞台。風間杜夫のすごさを知った!

「戦国自衛隊1549」(movie)
2005.07.09(土)
30/100
※どうも京香さんは「龍馬とその妻・・・」以外では最近パッとしないなぁ。

「うら騒ぎ/ノイゼズ・オフ」(play)
2005.07.13(水)
於:新国立劇場小劇場
83/100
※第一部は相当おもしろかった。それと幕間。井川遥さんもなかなかよかった。それと山崎美貴という人があのオールナイターズの山崎美貴だと帰ってから知ってビックリ。宝塚の人かなと思っていた。芝居はうまい。

「深呼吸の必要」(movie-DVD)
2005.07.14(木)
70/100

「スターウォーズ・エピソード3/シスの復讐」(movie)
2005.07.15(金)
90/100
※誰が何と言おうと、これは好きな映画です。ジョージ・ルーカスの情熱がこもってますからね。

高橋真梨子(concert)
2005.07.17(日)
於:東京国際フォーラム
75/100
※編集の合間に行ったのだが、これも1時間間違えてしまって、行ったらもう真ん中へんだった。こういうことが最近多い。

ダン・ブラウン「デセプション・ポイント」(book)
2005.07.20(水)
92/100
※「ダ・ヴィンチコード」や「天使と悪魔」から一転して今度は科学もの。これもよくできている。よく調べている。マイクル・クライトンよりもすごい。小説としても楽しめた。

てにどう「ブレックファスト・コメディ」
2005.07.22(金)
於:アイピット目白
65/100

「逆境ナイン」(movie)
2005.07.23(土)
監督:羽住英一郎 原作:島本和彦「逆境ナイン」(小学館サンデーGXコミックス) 脚本:福田雄一 出演:玉山鉄二・堀北真希・田中直樹・藤岡弘
65/100

「姑獲鳥〈うぶめ〉の夏」(movie)
2005.07.24(日)
監督:実相寺昭雄 原作:京極夏彦 (講談社刊「姑獲鳥の夏」より) 脚本:猪爪慎一 出演:堤 真一・永瀬正敏・阿部 寛・宮迫博之・原田知世・田中麗奈・いしだあゆみ・恵 俊彰
50/100

「ココニイルコト」(movie-DVD)
2005.07.24(日)
監督:長澤雅彦 製作:安田匡裕・坂上直行・伊達 寛 プロデューサー:小滝祥平・千野毅彦・古川一博 原案:最相葉月 脚本:長澤雅彦・三澤慶子 企画:木村純一・遠谷信幸・川城和実 撮影:藤澤順一 音楽:REMEDIOS 音楽プロデューサー:慶田次徳 出演:真中 瞳・堺 雅人・中村育二・小市慢太郎・黒坂真美・原田夏希・島木譲二・笑福亭鶴瓶・阿南健治・不破万作・近藤芳正・久保京子・俵木藤汰・臼井 静・井之上チャル・稲森 誠・重松 収・風間竜一・古藤芳治
75/100

Piper「私が愛したダニ小僧」(play)
2005.07.29(金)
於:アートスフィア
作・演出・出演:後藤ひろひと 出演:ユースケ・サンタマリア・富田靖子・高杉亘・佐藤康恵・大路恵美・松永玲子・松村 武・川下大洋・山内圭哉・竹下宏太郎・腹筋善之助・ラサール石井
95/100
※(あらすじ)亡くなった祖母の遺品を受け取りにとある老人ホームを訪れた祐一、エリ夫婦。そこで出会ったのは、身寄りのない老婆。彼女は自らを「すみれ姫」と名乗り、祐一とエリを手下の「船長」と「洗濯娘」と思い込んでいる。ひょんなきっかけて゛「すみれ姫」を連れて一緒に老人ホームを抜け出す二人。「PIPER」を探す「すみれ姫」の不思議な世界へと巻き込まれていく。

「新編・吾輩は猫である」(play)
2005.07.30(土)
於:シアタートラム
劇作・脚本:宮本研  演出:井上尊晶  出演:小林聡美・高橋克実・高橋一生・梅沢昌代・坂田聡・山崎一・綾田俊樹
20/100


<8月>

「いつか読書する日」(movie)
2005.08.01(月)
監督:緒方明 プロデューサー:追分史朗・畠中基博 脚本:青木研次 撮影:笠松則通 出演:田中裕子・岸部一徳・仁科亜季子・上田耕一・杉本哲太 ・鈴木砂羽・香川照之・渡辺美佐子・山田辰夫→!
90/100

「コーヒー&シガレッツ」(movie)
2005.08.05(金)
80/100
※ジム・ジャーミッシュの新作。あいかわらずのぶっきらぼうな作り。みんな実名で出ているのがおもしろかった。

バナナマン「good Hi」(play)
2005.08.07(日)
俳優座劇場
70/100
※地方公演が手違いで全部キャンセルになってしまった不運なバナナマンの3日間だけのライブ。そういう風に見ているせいか、ちょっとテンションが低かったかな。

カンコンキンシアター17「クドい!」(play)
2005.08.11(木)
於:シアターアプル
60/100
※あいかわらずのステージ。今回は特に、今までと全く変わらないといってもいいほど同じような内容。ちょっとは新しいところが見たかったな。

「メリンダ&メリンダ」(movie)
2005.08.13(土)
70/100

Sergio Mendes&Brasil2005(concert)
2005.08.13(土)
於:Blue Note Tokyo
87/100
※生まれて初めて生で見たセルメンは相当ふけていたが、演奏はよかった。

忌野清志郎(concert)
2005.08.13(日)
於:日比谷野外音楽堂
88/100

平井真美子(concert)
2005.08.13(日)
四谷・天窓
95/100
※感動した。すばらしい。ただ、調律が狂ったピアノとあまりに小さい会場に、ちょっと悲しくなった。この人はこんなところでやっている人ではない、と思った。

渡辺香津美(concert)
2005.08.17(水)
於:新宿ピットイン
90/100
※ピットインの40周年記念コンサートウィークの最終日。渡辺香津美を佐山雅弘(pf)とグレッグ・リー(bass)がサポート。ゲストで上田正樹さん(やっぱりうまい!)や村治佳織さんが登場。なんといっても佐山さんのピアノはすごかった!改めて、こんなにうまい人がいるのか!とビックリすると同時に、すごくハッピーな気持ちになれた。最高です。

劇団健康「トーキョーあたり」(play)
2005.08.19(金)
於:本多劇場
75/100

G2produce「おじいちゃんの夏」(play)
2005.08.20(土)
於:紀伊国屋サザンシアター
60/100

「亡国のイージス」(movie)
2005.08.20(土)
75/100

矢野顕子group(concert)
2005.08.20(土)
於:Blue Note Tokyo
90/100
※やっぱり矢野さんはいいね。ドアーズの「People Are Strange」をやったのには驚いた。でも「Waiting for the Sun」というアルバムに入っているとMCで言っていたけど、「Strange Days」が正解。

damin「ハイキング フォー ヒューマン ライフ」(play)
2005.08.21(日)
於:中野ザ・ポケット
20/100

「エドモンド」(play)
2005.08.25(木)
於:青山円形劇場
作:デヴィッド・マメット 演出:長塚圭史
50/100

TRA(TORA)(concert)
2005.08.26(金)
於:渋谷DESEO
90/100
※これはうれしい驚き。すごく楽しいコンサート〜ライブだった。演奏もよかったけれど、全体的にすごく笑えるステージ。それとビックリしたのはドラム&ベース担当の人。一人で両方やっているのが、最後までどうしても信じられなかった。すごくいい。なんだか昔クロコダイルでデビュー前の米米クラブを見た時に感じた楽しさを、今回も感じたので、ボーカルのTORA君に電話で伝えたら、なんとマネージャーが初代の米米クラブのマネージャーだそうで、これもビックリ。ともあれ、ソニーからデビューが決まったそうで、売れるといいね、こんなバンド。

バナナマン「ペポカボチャ」(play-DVD)
2005.08.27(土)
75/100

動物電気「おばけやら 花火やら 武将やら」(play)
2005.08.27(土)
於:三鷹市芸術文化センター
80/100
※すごく楽しい舞台だった。政岡さんという役者をどんどん好きになる。

Caccinica(concert)
2005.08.27(土)
於:渋谷・マリアの心臓
65/100
※一緒に仕事をした湯澤幸一郎さんがライブをやるというので見に行った。伴奏のピアノを弾くのは同じく「Girl Meets Girl」に出てもらった小橋めぐみさん。とにかくお客さんがみんな異様なムードで、ちょっとおもしろかった。


<9月>

ケラ&シンセサイザーズ(concert)
2005.09.03(土)
於:渋谷Quattro
80/100

アラン・エイクボーン「アラン・エイクボーン戯曲集」(book)
2005.09.07(水)
「こちらがあたしのお父さん」「ばらばら」「ハッピィ・バースデイ・トゥ・ミィ」「見えない友達」「ドアをあけると・・・」
※「こちらがあたしのお父さん」と「ドアをあけると・・・」がおもしろかった。「こちらがあたしのお父さん」は正統派の勘違いコメディ、「ドアをあけると・・・」はタイムトリップもの。
80/100

「写楽考」(play)
2005.09.07(水)
於:THEATRE 1010(北千住)
脚本:矢代静一 演出:マキノノゾミ 出演:高橋和也・田中美里・小林高鹿・佐藤累央・麻生花帆・永滝元太郎・木村靖司・西山水木・イッセー尾形(映像出演)・山路和弘
※1971年に劇団青年座で初演された矢代静一の傑作とされる。当時22歳だった西田敏行が主役の伊之(のちの写楽)を演じ、演出は石沢秀二。その後何回か西田で再演されたあと、竹中直人を主演にしてさらに再演された。青年座以外、石沢秀二の演出以外で再演されるのは初めて。第一部はちょっと重たい感じで、どこがおもしろいのかよくわからなかったが、おそらくここは「フリ」の部分だったのだろう。休憩を挟んで第二部に入ってから、特にその後半はかなりおもしろくなっていった。主役の高橋和也さんはがんばっていたが、やはり西田敏行さんが演じているところを想像すると、「これは相当いいだろうなぁ」と思ってしまった。十返舎一九を演じた山路和弘さんがいい味を出していて、「うまいなぁ」と思った。それと元々お囃子出身の麻生花帆さんが一瞬だけ鼓をたたくところはよかった。西山水木さんという人も初めて見たが、なかなか達者な人だなという印象。
80/100

いのうえ歌舞伎「吉原御免状」(play)
2005.09.10(土)
於:青山劇場
原作:隆慶一郎 脚色:中島かずき 演出:いのうえひでのり 美術:堀尾幸男! 照明:原田 保 衣裳:小峰リリー! 出演:堤真一・松雪泰子・古田新太・京野ことみ・梶原善・橋本じゅん・高田聖子・粟根まこと・藤村俊二
92/100

「シャレード」(movie-DVD)
2005.09.11(日)
90/100

蓮見圭一「心の壁、愛の歌」(book)
2005.09.13(月)
「心の壁、愛の歌」「夜光虫」「テレーゼ」「結構な人生」「アーノンクールのネクタイ」「ハッピー・クリスマス、ヨーコ」
90/100
※最初と最後がよかった。特に最後の「ハッピー・クリスマス、ヨーコ」はすごくいい。子供に自分が子供のお母さんと結婚したいきさつを話す一人称の小説。

「Golden Balls Live」(play)
2005.09.15(木)
於:東京芸術劇場中ホール
出演:片桐仁・小林賢太郎・久ヶ沢徹・西田征史・野間口徹
25/100

「奥様は魔女」(movie)
2005.09.19(月)
70/100
※子供の頃はほとんどテレビを見ていなかったので、あまり思い入れがあるわけではないが、設定や登場人物は知っている。この映画は本物の魔女がテレビドラマの「奥様は魔女」のサマンサ役に選ばれるという二重の設定になっている。ニコール・キッドマンがすごくかわいかった。一体何歳?それとシャーリー・マックレーンがやはり存在感があるというか、チャーミングだったな。

NINAGAWA VS COCOON Vol.4「天保十二年のシェイクスピア」(play)
2005.09.22(木)
於:シアターコクーン
作:井上ひさし 演出:蜷川幸雄 音楽:宇崎竜童 出演:唐沢寿明・藤原竜也・篠原涼子・夏木マリ・高橋惠子・勝村政信・木場勝己・吉田鋼太郎・壤 晴彦・高橋 洋・毬谷友子・沢 竜二・西岡徳馬・白石加代子他
70/100
※いやー長かった。20分間の休憩をはさんで何と4時間。歌舞伎じゃないんだから。とにかくシェークスピアの全作品(30数本)を全部取り込んだというらしいけど、ちょっとそれに労力を使いすぎなんじゃないの。主役であるはずの唐沢さんも、あまり主役らしくないし。篠原涼子さんはあいかわらずよかったけど。やけにエッチな感じが、違和感を感じた。エッチなのは嫌いじゃないんだけど、本来は。セットや美術で蜷川さんらしくビックリさせてくれると期待していた分、ちょっと拍子抜け、というのが実感。

「噂の二人 Loudest Whisper」(movie-WOWOW)
2005.09.24(土)
監督:ウィリアム・ワイラー 原作:リリアン・ヘルマン 脚本:ジョン・マイケル・ヘイズ 撮影:フランツ・F・プラナー 音楽:アレックス・ノース 出演:オードリー・ヘプバーン シャーリー・マクレーン ジェームズ・ガーナー フェイ・ベンダー カレン・バルキン
70/100
※オードリー・ヘップバーンとシャーリー・マックレーンという顔合わせでこのタイトルなので、当然(ラブ)コメディかと思ってみたら、超シリアスな映画でビックリ。レスビアンがテーマの社会派のドラマだった。彼女たちが経営する学校の生徒役で、彼女たちをおとしめるメアリーという子供がすごく憎らし(くてうま)かった。この子は今ごろどんな大人になっているんだろう。多分僕と同年代かな。その子のおばあさん役の人もすごくいい味を出していた。オードリー・ヘップバーンは意外に魅力にかけて見えた。シャーリー・マックレーンはつい最近「奥様は魔女」で見たばかりだが、やはりとてもチャーミング。

「身代金 RANSOM」(movie-WOWOW)
2005.09.24(土)
監督:ロン・ハワード 脚本:リチャード・プライス 出演:メル・ギブソン レネ・ルッソ ブローリー・ノルティ ゲイリー・シニーズ デルロイ・リンドー リリ・テイラー リーヴ・シュレイバー ドニー・ウォールバーグ エヴァン・ハンドラー ダン・ヘダヤ
82/100
※なかなかおもしろかった。ロン・ハワードがサスペンスをやるとこうなる、ということかな。犯人のリーダー役がゲイリー・シニーズ。この人はターミネーターのロボット役の印象が強いが、「フォレスト・ガンプ」で両足を失った兵士の役でも覚えている。誘拐される子供役のブラウリー・ノルティはニック・ノルティの息子だそうで、こんなところにも二世タレントが。

「チャーリーとチョコレート工場 CHARLIE AND THE CHOCOLATE FACTORY」(movie)
2005.09.25(日)
監督:ティム・バートン 出演:ジョニー・デップ フレディ・ハイモア デヴィッド・ケリー ヘレナ・ボナム=カーター クリストファー・リー ディープ・ロイ
60/100
※ティム・バートンという人の映画には一種独特のねじ曲がった方向性が見える。それが好きな人は大好きになるだろうし、そうでない人にはちょっと入り込めない感じになる。僕はどちらかというと後者で、週刊文春で4人の映画評論家がべた褒めしていたのに対し、おすぎさんが一人で叛旗を翻していたが僕もおすぎ派。それにしても映像はすごいね。どこまで行くんだろうSFXは。「2001年宇宙の旅」のパロディなんかもあって楽しいところもあったが、映画としては最後になんだかヒューマンになるのがちょっと寒かった。

バナナマン「Sugar Spot」(play-video)
2005.09.25(日)
70/100
※バナナマンの2003年のライブ。合コンでの作戦を練るシークエンスと半年間行方をくらましていた設楽が帰ってくる最後のシークエンスがおもしろかった。変にアップに行ったりする収録の演出がちょっとうざい。

「ベン・ハー Ben-Hur 」(movie-WOWOW)
2005.09.28(水)
監督:ウィリアム・ワイラー 原作:ルー・ウォーレス 脚本:カール・タンバーグ 撮影:ロバート・L・サーティース 音楽:ミクロス・ローザ 出演:チャールトン・へストン ジャック・ホーキンス スティーブン・ボイド
85/100
※長いけどすごい。なんたって3時間40分もあった。見ても見てもまだあるんだけど、おもしろいから大丈夫。特に美術というかスケールがすごい。今なら「よくできた特撮だな」ですむシーンもすべて本物。これは金かかってますよ。時間も、6年くらいかかったらしいけど。知らなかったのは1925年にすでに一回映画化されていて、その時の助監督だったウィリアム・ワイラーがリメイクしたということ。最近見た「噂の二人」も同じ監督で、この「ベン・ハー」の次の作品が「噂の二人」だった。

「サンドイッチの年 Les Annees Sandwiches」(movie-VHS)
2005.09.28(水)
監督:ピエール・ブートロン 製作:フィリップ・デュサール 原作:セルジュ・レンツ
脚色:ピエール・ブートロン ジャン・クロード・グランベルグ 台詞:ピエール・ブートロン ジャン・クロード・グランベルグ 撮影:ドミニク・ブラバン 音楽:ローラン・ロマネッリ 衣装(デザイン):Pierre Cadot 出演:ヴォイツェフ・プショニャック→! トマ・ラングマン ニコラ・ジロディ ミシェル・オーモン クローヴィス・コルニヤック
81/100
※1988年のフランス映画。女優のMさんに勧められて見た。なかなか味わい深い。いかにもフランス映画というテイストはあまり好きじゃないが、古物商のマックスを演じたヴォイツェフ・プショニャックはそうとういい味を出している。よく知らないが、有名な名優に違いない。名前を聞いたことがあるのは「コルチャック先生」という映画だけだったが。最初に現在から入り、メインは過去の話というのは「初恋の来た道」と同じだが、こちらはあまり思い入れが感じられない作りで、ちょっとつまらなかった。

「茶の味」(movie-WOWOW)
2005.09.29(木)
監督:石井克人 プロデューサー:滝田和人・和田倉和利 エグゼクティブプロデューサー:飯泉宏之 原作:石井克人 脚本:石井克人 撮影:松島孝助 美術:都築雄二 編集:石井克人 音楽:リトルテンポ 音楽プロデューサー:緑川徹 音楽監督:ANIKI VFXプロデューサー:石井教雄 アニメーションディレクター:小池健(マッドハウス) 効果:坂本典之 照明:木村太朗 録音:森 浩一 助監督:志賀研介 ナレーション:和久井映見 出演:佐藤貴広・坂野真弥・浅野忠信・手塚理美・我修院達也・土屋アンナ・中嶋朋子(特別出演)・三浦友和・轟木一騎・樹木希林・
森山開次・加瀬 亮・水橋研二・庵野秀明・岡田義徳・寺島 進・武田真治・和久井映見・草なぎ剛・相武紗季・堀部圭亮・野村佑香・田中要次・久世 浩・三木俊一郎・櫻井映子・田中星児・尾野真千子・村田貴輝・松山ケンイチ・志賀廣太郎・高橋一生・森下能幸・関根大学
88/100
※石井克人の映画。スマップ主演の「世にも奇妙な物語」でビックリして、それからいくつか見たが、「奇妙」以外ではこれが一番好きな作品。最初というか前半はかなりかったるくて、「こういうものをおもしろい、って思ってるのかなぁ」と思いながら見ていたが、後半になってそれぞれの思いやシチュエーションが見えてくると俄然おもしろくなってきた。出演者がいい味を出している。特に今さらながら我修院達也の怪演。子供の二人もなかなかよかった。

「シンデレラマン Cinderellaman」(movie)
2005.09.29(木)
監督・製作:ロン・ハワード 製作:トッド・ハロウェル ブライアン・グレイザー ペニー・マーシャル 脚本:アキヴァ・ゴールズマン クリフ・ホリングワース 撮影:サルヴァトーレ・トチノ 音楽:トーマス・ニューマン 出演:ラッセル・クロウ レニー・ゼルウィガー ポール・ジアマッティ→! クレイグ・ビアーコ ブルース・マッギル パディ・コンシダイン コナー・プライス
83/100
※「感動しますよ」とさんざん言われて見てろくなことはないが、さすがロン・ハワード、真っ当な映画ですね。泣きましたが、感動はそんなにしなかったかな。でもいい映画です。蜷川さんや井筒さんが口をそろえてほめるほどの映画だとは思いませんが。マネージャー役のポール・ジアマッティは相当よかった。これは誰もが思うことでしょう。レニー・ゼルウィガーはもううまいのが当たり前で、もう感心しなくなってしまった。うまいんだけど。それにしても前半は「一杯のかけそば」かと思うほどの貧乏話で、ちょっといやになってしまった。

「パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち PIRATES OF THE CARIBBEAN: THE CURSE OF THE BLACK PEARL」(movie-WOWOW)
2005.09.30(金)
監督:ゴア・ヴァービンスキー 製作:ジェリー・ブラッカイマー 製作総指揮:ポール・ディーソン チャド・オマン マイク・ステンソン 脚本:テッド・エリオット テリー・ロッシオ ジェイ・ウォルパート 撮影:ダリウス・ウォルスキー 音楽:クラウス・バデルト ハンス・ジマー 出演:ジョニー・デップ オーランド・ブルーム キーラ・ナイトレイ ジェフリー・ラッシュ ジョナサン・プライス ジャック・ダヴェンポート リー・アレンバーグ ブライ・クーパー
88/100
※いやー、おもしろいですね。予告編でなんかガイコツがバンバン出てくるホラー映画みたいに見えたので敬遠していたのですが、フジテレビのK氏に2003年のベストと勧められていて、やっと見たらビックリ。ジョニー・デップが見事に三枚目を演じているが、最後にちょっとかっこいいシーンがあったりして・・・。この海賊ジャック・スパロウのモデルは何とキース・リチャーズだとか。そういえばそんな動きをしてるかな、キースも。まあ、アル中と薬とでの結果でしょうが。ILMのSFXもすごかった。ディズニー映画らしく、あまりどぎついシーンもなかったし、こういうのを「ウェルメイド」というんでしょうね。


<10月>

「リトル・ヴォイス」(movie-BS-i)
2005.10.01(土)
監督:マーク・ハーマン 製作:エリザベス・カールセン 脚色:マーク・ハーマン ジム・カートライト 撮影:アンディ・コリンズ 音楽:ジョン・アルトマン 衣装(デザイン):リンディ・ヘニング 出演:ジェーン・ホロックス ユアン・マクレガー ブレンダ・ブレシン マイケル・ケイン ジム・ブロードベント アネット・バッドランド フィリップ・ジャクソン
60/100
※江守徹さん演出の舞台を見たことがあって、その時にはよくわからなかったので、映画なら大丈夫だろうと思ったが、やはりよくわからなかった。ただ、舞台の時には歌のシーンがつらかったが、今回はそもそもこのもとになった舞台でも主役を務めたジェーン・ホロックスが歌っているため、そのシーンはすごくよかった。というか、このジェーン・ホロックスのために脚本を書いたというのが順番らしいが。出ている人たちはマイケル・ケインはもちろんのこと、どの人もみな相当うまい。特にお母さん役のブレンダ・ブレシンはすごいと思った。この人は「秘密と嘘」の人なんですね。あの映画はちょっと「やられた感」がありますが。そんなにいい役者がそろっているのに、映画としてはどうなんだろう。特にエンディングが僕には理解できなかった。ちょっと製作者のひとりよがりな感じを受けてしまった。

「黄昏 ON GOLDEN POND」(movie-WOWOW)
2005.10.01(土)
監督:マーク・ライデル 製作:ブルース・ギルバート 製作総指揮:マーティン・スターガー 原作・脚本:アーネスト・トンプソン 撮影:ビリー・ウィリアムズ 音楽:
デイヴ・グルーシン 出演:ヘンリー・フォンダ キャサリン・ヘプバーン ジェーン・フォンダ ダグ・マッケオン ダブニー・コールマン ウィリアム・ラントゥ クリス・ライデル
90/100
※久しぶりに見たが、やはりすばらしい。ヘンリー・フォンダは「12人の怒れる男」の印象が強くて、どこか「いい人」という感じがするが、それを完全に払拭してあまりあるこの映画での尊大な老人はすごい。なんといっても最高なのは妻役のキャサリン・ヘップバーン。こんな奥さんとなら死ぬまで一緒にいたいと思わせてくれる、すごく愛のこもった表情がたまらない。実生活でも不仲だった娘のジェーン・フォンダが望んでこの映画を父ヘンリーと一緒に作ったということだが、その父と娘の愛情もよく伝わってきた(ジェーン・フォンダは決してうまい女優ではないが)。デイブ・グルーシンの音楽と、ニュー・イングランドのすばらしい景色も映画を一層盛り上げていた。これも舞台がもとだった(脚本も同じ人)だということは知らなかった。確かに登場人物は少ないが、あの湖(池=PONDというにはあまりに大きいが)のすばらしいシーン無しで成立していたのだろうか。

「ザッツ・エンタテインメントPart3」(movie-BS2)
2005.10.02(日)
出演:ジーン・ケリー エスター・ウィリアムス デビー・レイノルズ ミッキー・ルーニー レナ・ホーン ジューン・アリソン シド・チャリス アン・ミラー ハワード・キール ドリス・デイ フレッド・アステア
90/100
※やはりフレッド・アステアは何度見てもすごい。それと比べるとジーン・ケリーはいっぱいいっぱいという感じはある。でもすごい努力と工夫があって、ジーン・ケリーのほうが見せ物としてはおもしろい。いろいろな女性の歌うシーンが楽しかったが、中でもドリス・デイの歌はすごく来た。それにしても「ベン・ハー」といい、昔はすごい美術にお金と手間をかけて作っていたんだね。

「小さな恋のメロディ Melody」(movie-WOWOW)
2005.10.02(日)
監督:ワリス・フセイン 製作:デヴィッド・パットナム デヴィッド・ヘミングス 脚本:アラン・パーカー 撮影:ピーター・サシツキー 音楽:ザ・ビー・ジーズ 出演:マーク・レスター ジャック・ワイルド トレイシー・ハイド シーラ・スティーフェル ジェームズ・コシンズ ロイ・キニア
70/100
※脚本がアラン・パーカー。イギリスのいろいろな階級の家庭がうまく描かれていると思った。でも内容としてはちょっと物足りなかったかな。最後の有名なシーンはやはりよかったけど。

「"THE TRUE STORY & GALLERY" FEATURING AN EXIBITION BY BRUCE WEBER」(art)
2005.10.06(木)
於:青山旧紀ノ国屋跡地特設ミュージアム
60/100
※会社のすぐそばでやっているので、前から気になっていたのだが、時間があるので入ってみた。入場料1000円。うーん、どうなのかな。テレビや雑誌で見た以上の写真がなくて、拍子外れな感じ。知り合いの関係者の情報では、グッズが初日から1000万円以上売れたとか。すごいね。

「メゾン・ド・ヒミコ」(movie)
2005.10.07(金)
監 督:犬童一心 脚 本:渡辺あや 音 楽:細野晴臣 出演:オダギリジョー・柴咲コウ・田中 泯・西島秀俊・歌澤寅右衛門・青山吉良・柳澤愼一・井上博一・森山潤久・洋ちゃん・村上大樹・高橋昌也・大河内浩・中村靖日・村石千春・久保麻衣子・田辺季正
60/100
※最近よく話題に上る映画なので、あまりゲイ関係のものは好きじゃないのだが見に行った。オダギリ・ジョーはやはりよかったが。映画としてはどうか。笑わせようとするところはすべて笑えなかった。それとゲイの人たちが過度に「通常の人ではないように」描かれているのが、生理的にダメだった。もっと普通なはずなのにな、と見ながら考えてしまった。村上大樹さんが眼鏡を外して、頭もモヒカンにして出ていて、見る前に「わからないよ」と教えてもらっていなければ本当にわからなかった。

「ブルース・オールマイティ Bruce Almighty」(movie-WOWOW)
2005.10.07(金)
監督:トム・シャドヤック 製作総指揮:ゲイリー・バーバー 音楽:ジョン・デブニー
出演:ジム・キャリー モーガン・フリーマン ジェニファー・アニストン フィリップ・ベイカー・ホール キャサリン・ベル リサ・アン・ウォルター
80/100
※以前映画館で見たのだが、その時はそれほどいいと思わなかった。何となくもう一回見てみようと思ったら意外によかった。モーガン・フリーマンはやはりいいね。

「ペテン師とサギ師 だまされてリビエラ Dirty Rotten Scoundrels」(movie-WOWOW0
2005.10.08(土)
監督: フランク・オズ 製作:バーナード・ウィリアムス 製作総指揮:チャールズ・ハーシュホーン 脚本:デール・ローナー  スタンリー・シャピロ ポール・ヘニング 撮影:ミハエル・バルハウス 音楽:マイルス・グッドマン 美術:ロイ・ウォーカー 編集:スティーヴン・A・ロッター 出演:スティーヴ・マーティン マイケル・ケイン グレン・ヘドリー アントン・ロジャース バーバラ・ハリス
85/100
※以前見たことがあると思って(多分見たのだろうが)、もう見ないでいいやと思っていたのだが、ふと見る気になって見てみたら、これが相当おもしろかった。例によって全然覚えていない。新鮮な気持ちで見られた。マイケル・ケインもスティーブ・マーティンも相当うまい役者なのでリッチな気分になれる。「リトル・ショップ・オブ・ホラーズ」のフランク・オズ監督が、昔の映画「寝室ものがたり」をほぼ忠実にリメイクしたものらしい。こちらはマーロン・ブランドとデビッド・ニーブンだそうだが、これも是非見てみたい。日本なら岡田真澄と橋爪功といったところか。もう少し若いところでは役所広司とオダギリ・ジョーかな。

拙者ムニエル「FUTURE OR NO FUTURE」(play)
2005.10.08(土)
作・演出:村上大樹 出演:加藤啓・千代田信一・伊藤修子・成田さほ子・山岸拓生・寺部智英・石川ユリコ・原金太郎・永山盛平
80/100
※BSフジ「流れる女」に出ていただいた方が沢山出ている。全体的に笑えて、楽しい舞台だった。ただケラさんや長塚君のような「毒」はない。それがいいのか悪いのか。

「容疑者 室井慎次」(movie)
2005.10.10(月)
監督・脚本:君塚良一 製作:亀山千広 音楽:松本晃彦 プロデューサー:金井卓也・臼井裕詞・堀部徹・安藤親広 キャスティングプロデューサー:東海林秀文 アソシエイトプロデューサー:小出真佐樹 ラインプロデューサー:井上あゆみ 撮影:林淳一郎・さのてつろう 美術監督:丸尾知行 照明:磯野雅宏 録音:本田 孜 美術:増本知尋 装飾:藤田徹 編集:菊池純一 VFXスーパーバイザー:立石 勝 VFXプロデューサー:浅野秀二 出演:柳葉敏郎・田中麗奈・哀川 翔・八嶋智人・吹越 満・柄本 明・佐野史郎・北村総一朗・小野武彦・斉藤 暁・真矢みき・筧 利夫
60/100
※うーん。「交渉人 真下正義」に比べれば数倍いいが、それでもちょっとつらいかな。警視庁と警察庁の確執がわかりづらいし、そもそも捜査の本部長が逮捕される案件が、かなり無理がある気がした。捜査自体が異例のやり方をしたのに対して逮捕状が出た、というのならわかるが、通常の範囲内とみんなが思っているような(観客もそう思うような)捜査で逮捕状が出て連行されていく流れに、どうもついていけなかった。それと室井慎次(柳葉敏郎)がもともとしゃべらないキャラクターが今回のように主役の場合は、相当うまく描かないと心に迫ってこない。何を考えているのかわからない状態でずっと見せられているのがつらかった。どうせなら早い段階で室井の心情が描かれていれば、その後の苦悩もわかりやすくなる。最後の(法廷のような)いいシーンもせっかく室井が独白をしたのがその後の結果になにも反映されていないのがバカを見たような気がした。

「シン・シティ Sin City」(movie)
2005.10.10(月)
監督: フランク・ミラー ロバート・ロドリゲス クエンティン・タランティーノ 出演:ブルース・ウィリス ミッキー・ローク クライヴ・オーウェン ジェシカ・アルバ  ベニチオ・デル・トロ
82/100
※かなりえぐい。ほとんどが白黒(に近い)映像なので救われたが。ただ全体的なハードボイルド感、厭世観は嫌いではなかった。デル・トロはあいかわらずかっこいい。ブルース・ウィリスは「ダイ・ハード」から抜け出せないが、これもいい。ミッキー・ロークはどこにでているんだろうと思ったが、「ゴリラ男」がそれだと知って後からビックリ。すごいメイクで全然わからなかった。でも「ゴリラ男」も相当よかった。みんないくら殺されても死なない、というのが笑えたが、手足が吹っ飛ぶシーンが多くて、ちょっと顔をそむけた。

爆笑問題「ニッポンの犯罪12選」(book)
2005.10.12(水)
75/100
※爆笑問題の本はほとんど漫才の台本を読んでいるような感じ。笑い転げながら読んでいる。後書きを読むと、太田氏が一人で書いているようだ。でもこの本の後書きで、それまでふざけまくっていたのが一転まじめなコメントに終始しているので驚いた。

「パリで一緒に PARIS - WHEN IT SIZZLES」(movie-WOWOW)
2005.10.14(金)
監督:リチャード・クワイン 製作:リチャード・クワイン ジョージ・アクセルロッド 原作:ジュリアン・デュヴィヴィエ アンリ・ジャンソン Henri Jeanson 脚本:ジョージ・アクセルロッド 撮影:チャールズ・ラング 音楽:ネルソン・リドル 出演:ウィリアム・ホールデン オードリー・ヘプバーン トニー・カーティス ノエル・カワード マレーネ・ディートリッヒ 
60/100
※うーん、途中まではわくわくしながら見ていたのだが・・・。なんだか考えすぎの構成でテクニックだけしか残らない。リメイクらしいのだが・・・。マリーネ・ディートリッヒとかがさらっと出てくる当たりは楽しかったのだが、全体がつらいとそれもかえって「こういうことをしちゃうからダメ」という風に見えてきてしまう。

「ベルヴィル・ランデブー」(movie-DVD)
2005.10.14(金)
監督:シルヴァン・ショメ 声の出演:ジャン=クロード・ドンダミシェル・ロバンモニカ・ヴィエガ
80/100
※脚本・演出家のN氏に勧められて見た。フランスのアニメだが、なかなか味わい深い。おばあさんとその孫、そして犬。特におばあさんと犬がすごくいい。ある意味スーパーおばあちゃんなのだが、見た目はパッとしないし、動きもそんなにかっこよくない。でもいい。終わり方もおしゃれだった。

「ライアンの娘 Ryan's Daughter」(movie-VHS)
2005.10.15(土)
監督:デヴィド・リーン 脚本:ロバート・ボルト 製作:アンソニー・ハヴロック 音楽:モーリス・ジャール 撮影:フレディ・ヤング 編集:ノーマン・サヴェージ 美術:スティーブン・グリムス ロイ・ウオーカー 衣装:ジョセリン・リッカーズ
サラ・マイルズ ロバート・ミッチャム トレヴァー・ハワード ジョン・ミルズ レオ・マッカーン クリストファー・ジョーンズ バリー・フォスター
85/100
※女優のMさんに勧められて見た。DVDはなくてVHSの前後編2本組みで、長いなぁと思って見始めたが、全然長く感じなかった。登場人物がすべてすばらしい。みな生きている。特に神父と、マイケルという男がよかった。マイケル役はジョン・ミルズという人で、アカデミー賞の助演男優賞をとっている。アイルランドの美しい風景と、そこで暮らす人々が英国から迫害を受けている様子などがバックグラウンドとなって、一人の女の、女としての悲しさが心を打つ。よくある社会派ではなく、これは人間の映画だと思った。

「夢の仲蔵千本桜」(play)
2005.10.18(火)
於:日生劇場
作:齋藤雅文 演出:九代琴松 補綴:今井豊茂 装置:金井勇一郎 照明:沢田祐二 効果:内藤博司 出演:松本幸四郎・市川染五郎・大谷友右衛門・松本錦吾・上村吉弥・澤村宗之助・澤村鐵之助・松本幸右衛門・市川高麗蔵→!・片岡芦燕・片岡秀太郎
※中村仲蔵が売れた後の話。歌舞伎の舞台裏で巻き起こるサスペンス。幸四郎・染五郎親子共演だが、二人ともすごくよかった。幸四郎さんは「こんなにうまかったのか!」と驚くほど。染五郎さんもかっこよかった。第一部はちょっとつらくて、このまま後半なら相当つまらないなと思っていたら、第二部になって俄然おもしろくなってきた。特に親子二人のシーン(役では師匠と弟子)は相当よくて、ないてしまった。ほかには大吉役の市川高麗蔵の踊りがいいと思った。

ジョルジュ・バタイユ「空の青み」(book)
2005.10.19(水)
65/100
※女優のMさんに勧められて読んだ。かなりヘビー。どういう生活をしているとこういう考え方になるのか。ぐるぐる回って2回転半位している感じ。あまりにも刹那的な、それでいて快楽を楽しめない生き方って、こりゃどうなの?これで自分が不細工な男だったら許さないよ。若い時の細川俊之くらいじゃないと。

ブラボーカンパニー「ウルトラスープレックス」(play)
2005.10.19(水)
於:東京芸術劇場小ホール1
作・演出:福田雄一 出演:山本泰弘・佐藤正和・鎌倉太郎・金子伸哉・野村啓介・太田恭輔・蘭 真人
40/100
※最近映画を撮ったりと大活躍の福田雄一氏のユニット。初日を見に行くといったら「えーっ!」と言われる。そのとおりまだ混乱していて、一番驚いたのは終わった瞬間に「あと2分で完全退場なのですぐに出てください」と言われたこと。確かに19時30分というスタートで2時間30分。最後の「ライオン・キング」はかなり長くてつらかった。前半は軽快なダンスや誘拐コントなど、楽しく始まったのだが、まだ未消化な感じ。特に転換がすごくもたついていて、暗転の時間の長いこと長いこと。これなら明るくしてやってくれーと叫びたくなってしまった。途中で地震があって、その時は「後ろのヤツ、やけに揺するな」と思っていた。一見かっこいい役者が多いので、もっとそれらしいものをやればいいのにとも思った。

「ベスト・フレンズ・ウェディング My Best Friend's Wedding」(movie-WOWOW)
2005.10.19(水)
監督:ピー・ジェイ・ホーガン 製作:ジェリー・ザッカー ロナルド・バス 脚本:ロナルド・バス 撮影:ラズロ・コヴァックス 音楽:ジェームズ・ニュートン・ハワード 音楽監修:ボニー・グリーンバーグ 美術:リチャード・シルバート 編集:ガース・クレーヴン リサ・フラックマン 衣装(デザイン):ジェフリー・カーランド
85/100
※ジュリア・ロバーツとキャメロン・ディアスという顔合わせだが、ここでのキャメロン・ディアスは脇役。それだからか、この中の彼女は全然チャーミングでない。やはり主役になるとスタイリスト、ヘアメイクとまわりが一流どころになってきれいになるのかなぁ。全体的にはまあまあ楽しめたがカタルシスはあまりない。でも音楽の使い方はすごくうまくてビックリ。ディオンヌ・ワーウィックとかバカラックとかすごくしゃれていた。勉強になります。

「ピアニストを撃て Tirez sur le Pianiste」(movie-WOWOW)
2005.10.20(木)
監督・台詞:フランソワ・トリュフォー 脚本:フランソワ・トリュフォー マルセル・ムーシー 助監督:フランシス・コニャニー ロベール・ボベール 撮影:ラウル・クタール 録音:セシル・ドキュジス クローディーヌ・ブーシェ 音楽:ジョルジュ・ドルリュー 出演:シャルル・アズナヴール マリー・デュボワ ニコル・ベルジェ アルベール・レミー クロード・マンサール
50/100
※シャルル・アズナヴールの歌はすごくいいのに、この映画のアズナヴールはちっともかっこよくない。むしろ貧相な感じ。ストーリーももっと哀しくなるはずが、あまりぐっと来なかった。

「グローリー Glory」(movie-DVD)
2005.10.22(土)
監督:エドワード・ズウィック 製作:フレディ・フィールズ 脚本:ケビン・ジャール 音楽:ジェームズ・ホーナー 出演:マシュー・ブロデリック デンゼル・ワシントン ケイリー・エルウェスモーガン・フリーマン
80/100
※脚本・演出家のN氏に勧められて見た。南北戦争の話。なんといってもモーガン・フリーマンとデンゼル・ワシントンという二人がやはりよかった。デンゼル・ワシントンはこの映画でアカデミー賞助演男優賞をとっている。黒人と白人の確執は日本人にはわかりづらいが、「ミシシッピー・バーニング」のような直接的な映画よりも、こういう映画の方が胸を打つかもしれない。「おまえら(黒人)が戦うの?」という白人たちの驚きが新鮮だった。

「レッド・バイオリン Red Violin」(movie-BS-A)
2005.10.22(土)
監督:フランソワ・ジラール 製作:ニーヴ・フィッチマン 脚本:フランソワ・ジラール ドン・マッケラー 撮影:アラン・ドステイ 音楽:ジョン・コリグリアーノ 美術:フランソワ・セグワン 衣装(デザイン):レニー・エイプリル 出演:サミュエル・L・ジャクソン ドン・マッケラー カルロ・チェッキ イレーネ・グラツィオーレ ジャン・リュック・ビドー クリストフ・コシツェ ジェイソン・フレミング グレタ・スカッキ 張艾嘉 シルヴィア・チャン 劉子楓 コーム・フィオール モニク・メルキュール
95/100
※すばらしい!こういうの好きなんだよね。一つのバイオリンがイタリア〜オーストリア〜イギリス〜中国〜カナダと何百年を超えて渡っていく話。それぞれが過度にドラマチックに盛り上げすぎていない(でも十分引き込まれる)展開で、最後にその「思い」がモントリオールのオークション会場に集結する。冒頭に召使いの女がバイオリン作りの身ごもった妻に請われてカード占いをするのが、全体の構成にうまくリンクしていて、これもよくできているなと思った。

「発熱!猿人ショー」(play-DVD)
2005.10.22(土)
出演:・Piper(後藤ひろひと・川下大洋・山内圭哉)・大路恵美
75/100
※大好きな後藤ひろひとさんのユニット「Piper」が大阪でやっていてテレビ番組のDVD。おもしろいのもあればそうでないのもある。でもこの人たちだから笑える、というのは、すでにファン的な視野狭窄に陥っているのかな。山内圭哉はどんどんよくなっている。

「恋するための3つのルール MICKEY BLUE EYES」(movie-BS-i)
2005.10.22(土)
監督:ケリー・メイキン 製作総指揮・原作・脚本アダム・シェインマン ロバート・カーン 音楽:ベイジル・ポールドゥリス 出演:ヒュー・グラント ジェームズ・カーン ジーン・トリプルホーン バート・ヤング ジェームズ・フォックス
82/100
※要するにマフィアの家の娘に恋した男の話で、タイトルはほとんど関係ない。というか何?このタイトル?どこに3つのルールがあったんだかわからない。でも内容はよくできたコメディ。ヒュー・グラントがイギリス人なのにアメリカのなまりを無理やりしゃべるところなんか、本当は大爆笑なんだろうなぁ。あぁ、アメリカ人に生まれたかった(と20年前までは思っていた〜ここのところ、ちょっとアメリカに失望中)。

「8 Mile」(movie-DVD)
2005.10.22(土)
監督:カーティス・ハンソン 製作:ブライアン・グレイザー カーティス・ハンソン ジミー・アイオヴィン 製作総指揮:グレゴリー・グッドマン ポール・ローゼンバーグ キャロル・フェネロン ジェームズ・ウィテカー 脚本:スコット・シルヴァー 撮影:ロドリゴ・プリエト 音楽・主題歌:エミネム 出演:エミネム キム・ベイシンガー ブリタニー・マーフィ メキー・ファイファー エヴァン・ジョーンズ オマー・ベンソン・ミラー タリン・マニング マイケル・シャノン クロエ・グリーンフィールド アンソニー・マッキー ユージン・バード
70/100
※勧められてDVDを買って見た。ラッパーの「対決」というのがおもしろかった。こういうのあるんだね。対決物という意味では西部劇と変わらない構成だった。ただ、音楽としてのラップはそれほど好きになれない。やっぱり「メロディーメーカー」好きなのかな。ジョンより圧倒的にポール派だし。

村上春樹「東京奇譚集」(book)
2005.10.24(月)
90/100
※やはり村上春樹はすごい。文章のひとつひとつがスタイリッシュで読むのが楽しい。好きだった短編で青年がアルバイトで芝刈りをする話があった。多分その話だと思うが、冷蔵庫にビールがぎっしり入っていて、それを飲む、というのがすごくかっこよかった。その影響でか、今の僕はビールをやたらに飲む。尿酸値が高いと言われても飲む。飲んでいる時に、その短編の中の、夏の暑い午後の空気をいつも想像してしまう。この短編集では最初の一篇が一番いい。これを読んで、「いいなぁ」と思って読み進んだのだが、それ以降はどんどんテンションが下がっていった。でも、ギリギリセーフではあるが・・・。

金城一紀「SPEED」(book)
2005.10.25(火)
92/100
※この人の作品はすべて好き。シリーズ3作目のこの作品もとてもいい。何がいいのかは、すぐには言い表せないが、「品性」というようなものかな。

WOMEN'S LIB「七人の恋人」(play)
2005.10.26(水)
於:本多劇場
作・演出:宮藤官九郎 出演:阿部サダヲ・三宅弘城・少路勇介・星野 源・宮藤官九郎・尾美としのり・田辺誠一
50/100
※宮藤官九郎はもちろん今最も活きのいい作家の一人だが、はずれもある。「タイガー&ドラゴン」はよかったねぇ。傑作だね。「淋しいのはお前だけじゃない」ちょっとパクってるけどね。
今回はちょっとはしゃぎすぎ。阿部サダヲはやはりよかったが。

「胎内」(play)
2005.10.28(金)
於:青山円形劇場
作:三好十郎 演出:鈴木勝秀 出演:奥菜恵・長塚圭史・伊達 暁
81/100
※出演者が3人だけの舞台。おまけに一人がすごい長せりふをしゃべりまくり、他の二人は黙っている、というようなまるで「3人でやる一人芝居」のような構成なので、演じる人間は大変だろうなぁと思った。だいぶ前の脚本なのだが、それを全く変えずに演じているらしい。でも、全然古さを感じなかった。むしろ、すごく共感できるセリフが多くて、自分がいつも感じているようなことを代弁してくれている、と見ながら思った。長塚圭史君が演出しないで役者オンリーというのも、久しぶりでこれも楽しめた。奥菜恵さんは今度仕事をご一緒する予定だが、だからというわけではないがとてもしっかりした印象を受けた。あと一人の出演者、伊達暁君は好きな役者。もっと売れてもいいと思う。これからかな。

自転車キンクリートSTORE「ブラウニング・バージョン」(play)
2005.10.29(土)
於:俳優座劇場
作:テレンス・ラティガン 訳・演出 鈴木裕美 出演:浅野和之・内田春菊・今井朋彦(文学座)・岡田 正・池上リョヲマ(グワィニャオン)・一戸奈美・佐藤祐基
90/100
※シスカンパニーのSさんに勧められて見たが、とてもすばらしい舞台だった。脚本がいいのだろう。演者では浅野和之さんがまさにはまり役という感じでよかった。この作家(テレンス・ラティガン)の今回は三部作の二つ目だったのだが、最初を見逃したのが残念。次の三作目は必ず行こうと思う。

「ドア・イン・ザ・フロア The Door in the Floor」(movie)
2005.10.29(土)
監督・脚本:トッド・ウィリアムズ 原作:ジョン・アービング 製作:アン・ケリー マイケル・コレント テッド・ホープ 撮影監督:テリー・ステイシー 編集:アフォンソ・ゴンサルヴェス 美術:テレーズ・デプレス 衣装:エリック・ダマン 音楽:マーセロ・ザーヴォス 出演:キム・ベイシンガー ジェフ・ブリッジス ジョン・フォスター エル・ファニング ミミ・ロジャース
80/100
※ジョン・アービングの小説は大好きで、それを原作とした映画もたくさん見てきたがこれはその一つ。やはりちょっと不思議な映画。最近見た「8Mile」でもキム・ベイシンガーが息子の上級生とセックスしているが、この映画はさらに彼女のセックスシーンが多い。年下の男とのセックスする役が多いというのは本人の要望なんだろうか。

中川一徳「メディアの支配者」(book)
2005.10.30(日)
95/100
※基本的にノンフィクションは読まない、というポリシーを破って読んだ作品。フジテレビという近い存在であることを差し引いても、あまりにすごい内容に圧倒された。最近の堀江ー日枝対決の10数年前に、日枝ー鹿内一族の対決がこんなにドラマチックに起こっていたとは。それにしてもメディア(に限らないと思うが)の権力闘争というのはこんなにもすごいのか。それほどまでに人は人を陥れ、欺くのか。つくづく自分は金や権力に縁がなくてよかったと思った。


<11月>

「淋しいのはおまえだけじゃない」(TVdrama-DVD)
2005.11.03(木)
脚本:市川森一 プロデュース:高橋一郎・中山善晴 主題歌:西田敏行「淋しいのはおまえだけじゃない」 出演:西田敏行・木の実ナナ・萬田久子・梅沢富美男・尾藤イサオ・橋爪功・泉ピン子・財津一郎
92/100
※三谷幸喜氏が「このドラマを見て、僕はこの仕事を決意した」とエッセイに書いていたが、そのエッセイを見て僕も当時すごくこのドラマが好きだったことを思い出し、さらに市川森一氏の脚本を読んで感動したことも頭に浮かんで、次の瞬間にはネットでDVDボックスを予約していた。やっと見終わったがやはりすばらしい。最近西田敏行さんはすごい、と思うことが多いが、このドラマを見てその思いを新たにした。まだ若い木の実ナナさん、泉ピン子さん、今は亡き河原先長一郎さん、等々いい役者が揃っている。何といっても高橋一郎さんという偉大な演出家の作品。特典映像で初めてお顔(おまけにしゃべっている姿も)を拝見して、さらに尊敬の意を強くした。

平井真美子(concert)
2005.11.04(金)
於:四谷・天窓
50/100
※前に同じ場所でのライブを見た時には感動。今回はイタリアへの演奏旅行直後ということもあってか、あまり調子が出ない様子。最近読んだ村上春樹の短編集「東京奇譚集」の最初の一篇の中で、村上さんがボストンのライブハウスでトミー・フラナガンを見た時の様子を思い出した。でも最後の一曲で、すごさを再確認。トータル的にはなかなかいいライブではあった。

「ラン・ローラ・ラン LOLA RENNT」(movie-WOWOW)
2005.11.04(金)
監督:トム・ティクヴァ 製作:シュテファン・アーント 脚本:トム・ティクヴァ 撮影:フランク・グリーベ 音楽:トム・ティクヴァ ジョニー・クリメック ラインホールド・ハイル 美術:アレクサンダー・マナッセ 編集:マティルデ・ボンフォイ 衣装(デザイン):モニカ・ヤコブス 録音:フランク・ベーンケ 出演:フランカ・ポテンテ モーリッツ・ブライブトロイ ハーバート・ナップ ニナ・ペトリ アーミン・ローデ ヨアヒム・クロール ハイノ・フェルチ
90/100
※いやあ、前から名前は知っていたが、こんな映画とは。夜中に見たのでところどころウトウトはしたが、びっくりした。すごい映画。こういうのを「実験映画」というのだろうか。映像の撮り方(アングルとかそういう)はびっくりしないが、こういう構成を考えつく才能に脱帽。参りました。

猫のホテル「ウソツキー」(play)
2005.11.06(日)
作・演出:千葉雅子 舞台監督:宇野圭一+至福団 舞台美術:秋山光洋 照明:斎藤真一郎 音響:加藤温 衣裳:松本夏記 出演:池田鉄洋・岩本靖輝・村上航・久ヶ沢徹・市川しんぺー・佐藤真弓・いけだしん・森田ガンツ・中村まこと・菅原永二・千葉雅子
於:ザ・スズナリ
80/100
※途中までわからなかったが何と松本隆さんのお話だったとは!バンドのドラムスで作詞家になるという段階では何も思わなかったが、「今度アイドルの曲を書くことになったんだ」「えぇー!」というあたりで「オイオイ」という感じ。全体にみな達者ですごく楽しめた。大好きな中村まことさんも相変わらずいい味を出していた。ただ、誰かが言っていたが、千葉さんにはいつも「放り出されて終わる」というのを、見終わった時に思い出した。今回もエンディングはそういう感じ。最近ラーメンズの公演にも客演していた久ヶ沢徹(この人だけ客演)がすごく桑田佳祐に似ていて驚いた。この人もうまい。

「ブラザーズ・グリム The Brothers Grimm」(movie)
2005.11.06(日)
監督:テリー・ギリアム 製作:チャールズ・ローヴェン ダニエル・ボブカー 製作総指揮:ジョン・D・スコフィールド クリス・マクガーク ボブ・ワインスタイン  ハーヴェイ・ワインスタイン ジョナサン・ゴードン 脚本:アーレン・クルーガー 撮影:ニュートン・トーマス・サイジェル プロダクションデザイン:ガイ・ディアス 衣装デザイン:ガブリエラ・ペスクッチ カルロ・ポジオリ 編集:レスリー・ウォーカー 音楽:ダリオ・マリアネッリ 出演:マット・デイモン ヒース・レジャー モニカ・ベルッチ ジョナサン・プライス レナ・ヘディ ピーター・ストーメア リチャード・ライディングス マッケンジー・クルック ロジャー・アシュトン=グリフィス  ローラ・グリーンウッド
70/100
※テリー・ギリアムは「未来世紀ブラジル」を作ってくれただけでもう感謝なので、他の作品が悪かろうととりあえず見ることにしている。今回も前半は相当つらかった。ギリアム〜モンティ・パイソンのシニカルな視点の映画だろうとは思ってもなかなか入り込めない。「グリム童話」というのは実は残酷なお話が多い、というのを知識では知っていて、そういう内容なのかと思ったが全然違った。後半は一転してハリウッドスタイルの大活劇。これじゃあ、ギリアムでなくてもリドリー・スコットあたりが作れば、と思ってしまった。マット・デイモンに巨大な鼻をつけようとして映画会社に拒否されたりと、だいぶやりあったりはしたらしいが。

「見知らぬ乗客 Strangers on a Train」(movie-DVD)
2005.11.06(日)
監督:アルフレッド・ヒッチコック 原作:パトリシア・ハイスミス 脚本:ウィットフィールド・クック 脚色:レイモンド・チャンドラー ツェンツィ・オルモンド 撮影:ロバート・バークス 音楽:ディミトリ・ティオムキン 音楽監督:レイ・ハインドーフ 美術:テッド・ハワース 編集:ウィリアム・ジーグラー 出演:ファーリー・グレンジャー ルース・ローマン ロバート・ウォーカー レオ・G・キャロル パトリシア・ヒッチコック ローラ・エリオット マリオン・ローン ジョナサン・ヘイル ハワード・セント・ジョン ジョン・ブラウン  ノーマ・ヴァーデン ロバート・ギスト ジョン・ドゥーセット
80/100
※気がつくと家の棚に、封を開けてないこの映画のDVDが2巻あった。深夜の2時頃であったにもかかわらず、何気なくローディングしたら最後まで見てしまった。ヒッチコックの有名な「交換殺人」をテーマにした映画。よくできている。脚本が当初ダシール・ハメットに頼もうと思っていたのが秘書のミスで会えずに頓挫。その後レイモンド・チャンドラーに依頼するがこれも途中でチェンツイ・オルモンドに交代している。恋人役のルース・ローマンがすごくきれい。彼女の着る衣装もすごくいい。その父親役のレオ・G・キャロルは「ナポレオン・ソロ」の印象が強すぎて、どうもなじめない。

村上龍「空港にて」(book)
2005.11.07(月)
90/100
※やはり村上龍は天才かもしれない。「コインロッカー・ベイビーズ」や「テニスボーイの憂鬱」の頃は「この人は日本一の小説家」と確信していたが、その後SMに堕ちていって読まなくなった。久々に本屋でふと手に取った本が何かピンとくるものがあって買ってみたのだが、短編集ながら、この深さはなんなんだろう。ほとんど常人ではありえないものを感じる。後書きで、この本では「希望」を描きたかったと本人は書いているが、瞬間瞬間に一寸先は闇の「恐怖」を感じる。怖い人なんだろうと思う。

「ダブリンの鐘つきカビ人間」(play)
2005.11.08(火)
於:ル テアトル銀座
作:後藤ひろひと 演出:G2 出演:片桐 仁(ラーメンズ)・中越典子・橋本さとし・山内圭哉・中山祐一郎・及川 健・八十田勇一・田尻茂一・トロイ・山中 崇・平田敦子・土屋アンナ・姜暢雄・後藤ひろひと・池田成志・若松武史
※2002年に水野真紀+大倉孝二主演で行われた舞台の再演。その他のキャストはかなりの部分が同じ人なので、特に主演の二人の差を感じた。水野真紀ー中越典子の差はさほどではなかったが、大倉孝二ー片桐 仁(ラーメンズ)のほうは大きかった。結果として今回の舞台の方が数段よかったのだが、決して大倉君が劣るとかそういうことではない。役にあっていなかったということだと思う。そういうことで今回のこの舞台は相当楽しめた。中では土屋アンナさんがなかなかよかった。後で知ったが、去年結婚〜出産もしていたんだね、この人は。池田成志、山内圭哉の二人は安心して、というか期待通りに楽しませてもらった。もちろん後藤さんは言うに及ばず。左隣に崔洋一さん、右隣にサラリーマン風のおっさんが座っていてどちらも寝ていた。こういうのはおっさんにはわからないだろうなぁ。

「TRA」(concert)
2005.11.09(水)
於:青山・月見ル君想フ
85/100
※前に「ジャングルTV・タモリの法則」という番組に出てもらっていた「SWITCH」のボーカル、TORAが作った3人組みのバンド。とにかく3人(実際はTORAさんはボーカルオンリーなのであとの2人)だけでこの音はすごい。特にドラム&ベース(キーボード)の「タケオ」さんのビート(特にベースライン)はただものではない。ギターの「ナリさん」も相当うまいしね。この日は4バンドが出たのだが、インフォメーションの最初に書いてあったのでてっきり最初に出ると思い、開演の7時前に行ったら何と最後だと聞かされてガックリ。結局9時40分頃から「TRA」が始まった。短い時間だったが、やはりすごく楽しい、そしてクオリティの高いステージだった。ちょっとミキシングのバランスが悪いのかボーカルが聞きにくかったり、楽しみにしていたベースラインがあまり聞こえなかったのが残念。でも満足。終わった後に他のバンドの人たちが口々に「よかったです!また見に行きます!」と客のようなリアクションだったのがおかしかった。ブレイクするといいな。

「TAKE 6」(concert)
2005.11.11(金)
於:Blue Note Tokyo
90/100
※風邪を引いて、本来なら寝ていたい状況だったが、せっかくエイベックスの方にご招待いただいていたのと、やはり「Take 6」は見ておきたいと思ったので、無理に見に行った。しかしやはりすごい!すごすぎる!人間わざとは思えない。要は「On The Street Corner」を生で見ているようなもので、アレンジもすごい。どうも「すごい」しか言葉がなくて、ボキャブラリーの貧困にがっかりするが、この場合はそれ以外に思いつかない。登場もワイアレスマイク手持ちで、楽屋から登場だったが、この時点でCDをかけているとしか思えなかった。世界は広いね。世の中には本当に「すごい」人たちが存在する。

「三人の狙撃者 Suddenly」(movie-DVD)
2005.11.12(土)
1954年 アメリカ 75分
監督 : ルイス・アレン 出演 : フランク・シナトラ スターリング・ヘイドン ナンシー・ゲイツ
75/100
※無茶苦茶安いDVD(380円くらい)というのがあって、そんなに安いなら買ってみようと、以前買っておいたものを、風邪で外に出られない状況なので見ることにした。僕が生まれた年(1954年)の作品だが、フランク・シナトラはすごくいい。全体的にはちょっと右翼的な作品で、戦争で夫を亡くした女が最後は夫が戦場で戦う意義を認めるというストーリー。でもなかなか楽しめた。

「戦艦バウンティ号の反乱」(movie-DVD)
2005.11.12(土)
監督:フランク・ロイド
出演:チャールズ・ロートン、クラーク・ゲイブル、フランコット・トーン、ハーバート・ムンディン
70/100
※何と1935年の作品。この年のアカデミー賞作品賞をとっている。史実に基づいた話で、チャールズ・ロートンがすごくいやな艦長をうまく演じている(この艦長は史実では33歳の若者だったそうだが、映画ではロートンは中年)。これに対して反乱を起こすのがクラーク・ゲーブル。全体的にはまあまあという感じだった。タヒチの景色がきれいそうなんだけど、白黒なので今いちピンと来ない。後にマーロン・ブランドでカラーでのリメイクがあって、その予告編がDVDに入っていたんだけど、こちらはすごくきれいだった。やはりDVDのおまけ映像で、その後の島の様子がドキュメンタリーで撮られていて、これが一番おもしろかった。真実は強いということかな。

「ビッグ・フィッシュ Big Fish」(movie-WOWOW)
2005.11.12(土)
監督:ティム・バートン 脚本:ジョン・オーガスト 出演:ユアン・マクレガー アルバート・フィニー ジェシカ・ラング
92/100
※映画館でも見たが、あらためてまた見て感動。とてもいい映画だ。映像もすごくきれいだし。親と子の関係を描いた映画はいくつかあるが、ある種虚実がないまぜになり、ティム・バートン特有のグロさギリギリのファンタジーも入って、でもそれが最後にちゃんと結実するというのがすばらしかった。最近見た同じティム・バートンの「チャーリーとチョコレート工場」は、最後に無理やりヒューマン路線に落とし込もうというのに無理を感じたが、これはいいね。こういうものを作りたい。

「きみに読む物語 The Notebook」(movie-DVD)
2005.11.13(日)
監督:ニック・カサヴェテス 原作:ニコラス・スパークス 脚本:ジェレミー・レヴィン 出演:ジェイムス・ガーナー ジーナ・ロウランズ ジョアン・アレン ライアン・ゴズリング サム・シェパード レイチェル・マクアダムス ジェイムス・マースデン ヘイザー・ワールクインスト
82/100
※すごくストレートなラブストーリー。原作はニコラス・スパークスで、この他に「メッセージ・イン・ア・ボトル」という小説も映画化されている。現在と過去のカットバックだが、僕としてはもっと現在部分を見たかった。でもいいね、こういうの。監督はニック・カサベテス=有名な映画監督:ジョン・カサベテス(ほとんど見たことはないが〜「ローズマリーの赤ちゃん」は見た)の息子。「ジョンQ-最後の決断-」というのも監督していてこれはすごくよかった。主演のジーナ・ローランズはジョン・カサベテスの妻でこの映画の監督の母である。その夫役のジェームズ・ガーナーがよかった。シーンとしては「白鳥一杯のシーン」が特によかった。
関係ないけどナレーション(これもジェームズ・ガーナーかな?)の声が、六本木ヒルズの映画館で上映前に流れるしゃれたナレーションの声にソックリだったんだけど。違うよね。

「ブエノスアイレスの夜 Vidas Privadas」(movie-DVD)
2005.11.13(日)
監督:フィト・パエス 出演:セシリア・ロス ガエル・ガルシア・ベルナル ルイス・シエンブロウスキー ドロレス・フォンシ カローラ・レイナ ヘクトル・アルテリオ
70/100
※どうも南米の映画は政治的な内容のものが多いような気がする。「蜘蛛女のキス」(もとは舞台?)もそうだし、もちろん「エビータ」もそうだった。この映画は、ちょっと偶然が過ぎるような気もするが、ある種の運命のいたずら的な展開はおもしろくはあった。エロチックなシーンが意外とつまらなかったので、その分損したような気がする。多分この監督はあまりセックスが好きじゃないような気がした。そういえば、この監督はもともと作曲家・歌手として有名な人で、その人が映画を撮ったというのが正しいようだ。「稲村ジェーン」?

A・J・クイネル「地獄の静かな夜」(book)
2005.11.15(火)
85/100

「TAKESHIS'」(movie)
2005.11.17(木)
50/100

「エリザベスタウン」(movie)
2005.11.17(木)
40/100

ロアルド・ダール「チョコレート工場の秘密」(book)
2005.11.18(金)
80/100

「イン・ハー・シューズ」(movie)
2005.11.18(金)
90/100

「メリーに首ったけ」(movie)
2005.11.19(土)
85/100

「昼下がりの情事」(movie)
2005.11.19(土)
82/100

「ハッピーフライト View from the Top」(movie)
2005.11.20(日)
80/100

「Leon Russell」(concert)
2005.11.21(月)
於:Bunkamuraオーチャードホール
90/100

「毒の香り〜浅草オペラ物語」(play)
2005.11.23(水)
於:紀伊國屋サザンシアター
87/100

「Fried Pride」(concert)
2005.11.23(水)
於:目黒Blues Alley Japan
65/100

「隣の女 La Femme d'? C?t?」(movie)
2005.11.24(木)
80/100

「ALWAYS三丁目の夕日」(movie)
2005.11.25(金)
40/100

「ランド・オブ・プレンティ Land of Plenty」(movie)
2005.11.26(土)
85/100

「BAHO」(concert)
2005.11.27(日)
於:Sweet Basile-STB139
85/100

「モンスター」(movie)
2005.11.30(水)
80/100


<12月>

「天国の青い蝶」(movie)
2005.12.01(木)
30/100

「母・肝っ玉とその子供たち」(play)
2005.12.02(金)
於:新国立劇場
65/100

扉座「アトムへの伝言」(play)
2005.12.03(土)
於:紀伊国屋ホール
75/100

「雨の朝巴里に死す」(movie)
2005.12.10(土)
75/100

「Incognito」(concert)
2005.12.22(木)
於:Blue Note Tokyo
80/100

「モーターサイクル・ダイアリーズ」(movie)
2005.12.23(金)
78/100

「セパレート・テーブルズ」(play)
2005.12.23(金)
於:スペースゼロ
作:テレンス・ラティガン
80/100

大竹しのぶ「恋心」(concert)
2005.12.27(火)
於:スパイラルホール
90/100

「12人の優しい日本人」(play)
2005.12.28(水)
於:PARCO劇場
50/100